小さくても偉大な会社になる

スモール・ジャイアンツとは

「スモール・ジャイアンツ」とは、「大きくなること」ではなく、「世のため人のためになる会社」を目指す小・中規模企業のムーブメント。

アメリカのビジネス・ジャーナリスト、ボー・バーリンガムは、2006年に上梓した著書『SMALL GIANTS(2006年)』の中で、「大きくなること」ではなく、「偉大な会社になる」ことを志しつつ、逆説的に目覚ましい成長を遂げる小・中規模企業を「スモール・ジャイアンツ」と名付けました。それに刺激を受けた全米中の経営者が、次々と「我こそは、スモール・ジャイアンツ」と名乗りを上げ、互いに学びあうために結束したのが始まりです。

従業員、顧客、地域社会への価値創造を掲げ、「尊敬される会社」になるとともに、ぐんぐん業績を伸ばし、ビジネス界からの熱い注目を浴びる「スモール・ジャイアンツ」。それは生活者主体の、新しい市場に対応する地球規模のムーブメントです。

小さくても偉大な会社をつくる六つの要素

  • リーダーが己を知り、何を目的としてビジネスに従事するのか、結果として何を得たいのかを心得ている
  • 地域社会と深いつながりをもっている
  • 顧客や取引先と人間的な付き合いをしている
  • 「人のすべてを大事にする」という考えに基づき、愛情の企業文化を築き、実践している。オーナー、経営者、従業員がお互いに対する責任を理解し、お互いを尊重している。
  • 会社の事業や意義に対してリーダーが並々ならぬ情熱を抱いている
  • 健全なビジネスモデルをもち、利益確保に然るべき注意を払っている

スモール・ジャイアンツ・ジャパンが信じること

「スモール・ジャイアンツ」は、世界中の小・中規模企業の経営者やリーダーのための異業種連盟団体です。「スモール・ジャイアンツ」のメンバーは、皆、次のような共通の信条を持っています。

  1. 地域社会への貢献
  2. 素晴らしい顧客サービスの提供
  3. 卓越した企業文化の育成と維持へのたゆまない努力

スモール・ジャイアンツ・ジャパンの目的

スモール・ジャイアンツ・ジャパンは、上述の三つの要素を基盤として培われた経営哲学や手法を広め、優れた小・中規模企業の育成に貢献することにより、日本のビジネス界や一般社会に大きなインパクトを与えることを目的としています。

この目的を、私たちは次に挙げるような方法で達成していきます。

• 日本が世界に誇るスモール・ジャイアンツ育成の促進
• スモール・ジャイアンツの学びや経験を通して培われたノウハウの共有・ベンチマーキング
• 志を同じくする経営者の皆さんに地球規模の交流機会を提供

新着の読み物

「スモール・ジャイアンツ」をつくる「コア・バリュー経営」

今まで「スモール・ジャイアンツ」の事例を見てきて明らかなのは、そのいずれも、「会社が大事にしたい価値観(コア・バリュー)」を掲げ、社員が一丸となってその価値観を守り、日々の意思決定や行動の基盤としていることです。

スモール・ジャイアンツが教える「ほんとうにカッコ良い会社」

ネット・ビジネスが台頭を始めてから、テクノロジーを筆頭とした新しい産業に偏った注目が集まる傾向にあったと思います。しかし「スモール・ジャイアンツ」は、そういった「新しいビジネス」だけに偏るものではありません。

町おこしのための「スモール・ジャイアンツ」

「スモール・ジャイアンツ」はニューヨークやロサンゼルスなどの大都市に集中しているのではなく、むしろその反対。日本の基準では「片田舎」と呼ばれるような小さな町にも、全米中、いや世界中にその名をとどろかせるような「スモール・ジャイアンツ」が存在します。

スモール・ジャイアンツ関連書籍

「アメリカで『小さいのに偉大だ!』といわれる企業の、シンプルで強い戦略」

2016年2月、米フォーブス誌が100年の歴史で初となる“ベスト・スモール・カンパニーズ・イン・アメリカ(優良中小企業ランキング)”を掲載した。次々とグラつく大企業をよそに、規模が何百倍もの大企業を食う勢いで成長する中小企業に注目が集まっているのだ。そんなスモール・ジャイアンツ(小さな巨人)たちの共通点が、コア・バリュー経営である。今、企業が生き残りをかけて追うべきは、企業規模でも売上高でもなく「いかに顧客や社員に愛されるか」だといったら、あなたは信じるだろうか? しかし、本書内の数々の事例が示しているとおり、「いかに愛され、応援されるか」を重視した価値観経営を行う会社は、成長率も社員のモチベーションの高さも離職率も、大企業を凌ぐという結果が出ている。成長中の日米企業事例を豊富に織り交ぜつつ、コア・バリューの経営手法を実践的なステップに落とし込んで解説する画期的な書。 アマゾンで購入

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第1章 アメリカの小さな巨人たち
第2章 偉大な企業の共通項、コア・バリューとは何か
第3章 スモール・ジャイアンツを目指す
第4章 コア・バリュー経営のメリットと戦略的企業文化
第5章 実践! コア・バリュー経営
終 章 「偉大な企業」への道

理念浸透の≪コア・バリュー経営≫のやり方CD

「コア・バリュー経営」の開発・提唱者である石塚しのぶによる解説CDです。オーナー企業だからできる「コア・バリュー経営」のやり方を体系化。自社の理念をもとに戦略的な企業文化を築き、業績をあげるコア・バリュー経営の導入法をステップ別にわかりやすく解説・指導するものです。 「米スモール・ジャイアンツ」の名付け親であるBo Burlingham/ボー・バーリンガム氏 も推奨。コア・バリューの土台であるコア・パーパスとコア・バリューの定義の仕方、社内でのコア・バリューの浸透を推進する仕組みのつくり方、コア・バリュー経営に 則ったリーダーの在り方、考え方など、 演習を通してステップ別に学んでいただけます。購入ページ

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第1巻 変貌する経営環境下で生き残る!
第2巻 偉大な企業を築き会社を大きくする「コア・バリュー経営」のすすめ方
第3巻 コア・バリュー経営実践のための仕組みづくり
第4巻 社員と顧客に愛され、未来に飛躍する企業になる